音楽の選び方。
スタッフから、『音楽の選び方』を
よく聞かれます。
これは非常に難しい。
アートって“私感”が大事
“答え”なんてないんですからね。
でも、先輩からの導き、がなきゃ、自分も
今ほど音楽を楽しめなかったかも。
音を楽しむ、といっても
真剣に考えると、以外にはいりづらいところもある“音楽”。
もちろん自分も。
もちろん、これからも。
だからかえって楽しいんでしょうけど。
最初に意識したのは、
希少な?ボーイソプラノ(だった)の自分の声。
おかげで合唱コンクールは個人レッスン。
でも楽しかったんですよね〜それが合唱になると、また。
それって今思うと“音楽”の大切な要素。
次は“ピンクレディー・・”かな?(笑)
本当に興味を持てたのは、
年の離れた兄から、“スパルタ”で(笑)聞かされた“ビートルズ”。
運良く、トラウマにならず、今でも最も好きな、
いや楽しさの多く(ほとんど)を知ったアーティスト。
おかげで、音楽の楽しさ、創造(想像)する豊かさ、
人一倍楽しめている気がします。
で、考えてしまいます。
後輩に何をどういうカタチで伝えたらいいのか。
どこで?
何時?
どんな気分で? 誰と?・・etc...
タレント(日本風に言えば)になったから、
役者で注目されたから、グラビアで・・・
でチャートの上位を占める最近の日本の音楽シーン。
スタッフからの『音楽を聴きたい』のリクエスト、
鳥肌が立つほど嬉しいです。
きっと、“感性”が飢えているんじゃないかな・・?
取り繕ったような、張りぼて、
のようなモノが氾濫してて。
真剣に答えなきゃな! 久保田
Comment (1)
僕もよく人から「なんかいいCDない?」って聞かれますが、
やっぱり困ってしまいます。
その人が普段、どんなのを聴いていて、同じような系統のを聴きたいのか、違うジャンルを聴きたいのか・・・。
でも1枚だけ、どんな人にも自信を持って奨められるアルバムがあります。
それが、Annie Lennoxの「Diva」です。
興味のある人は、たぶん久保田さんも持ってるでしょうから(笑)、
貸してもらってください。
趣味の押しつけではなく、本当にいいアルバムですから。
投稿者: shirokuma_ya | 2007年12月11日 23:41