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PRISM:スタッフブログ

Yes.

親友が
「1日とにかくだまって付き合えよ」。

と、用意してくれていた車で
しばし首都高速を飛ばす。
東京都内をぬけ、着いたのは...

『ジョン・レノン ミュージアム』(その名のとおりジョンの記念館)。

最も敬愛するアーティスト「ジョン レノン」。
ジョン信者の僕のため、
仕組んでくれたサプライズ。

ミュージアムの中は、
何度も書籍や映像でみた事のある
ギターや衣装、自筆のノートやアルバム、
ビートルズ、ポールやヨーコさんとのヒストリーなど、
たまらない時間が流れる。

同じジョン信者の親友との会話は
「おい!コレ、あの時のアレじゃん!」
「うぁ・・・」。

もう10代の頃から、さんざん、
一晩中語り明かした時間もフラッシュバックして・・。

最後の展示室「ファイナル・ルーム」。

真っ白な部屋に光が差し込み、
巨大なガラスと壁に、数々の
「ジョンの言葉」が書かれている。

しばし呆然。

立ちすくむ。

その部屋に一組の親子。
若いお父さんと、障害を持った小さな男の子。

お父さんはひとつひとつジョンの言葉を読んで、
説明していた。

もちろん、男の子は多くを聞いていない(落ち着いて聞けない)し
全てが理解されはしないのだろう・・・。
でも“何か”は伝わっているような・・。

お父さんは途中から、
涙声で、自分の言葉を加えて話しはじめる。

“君にジョンの言葉を聞かせたかったんだ”と。

「愛の未熟さと人の未熟さを知ったこと」
「愛の尊さと人の尊さを知ったこと」

伝えたかったんだ、と。

そして、

「君と出会えて、本当に神様に感謝しているよ」と。

「命(生)を疎んだことも、感謝したことも、
今は全て“Yes”と言えるよ」と。

「形は変われど、これからもずっと君を愛しているよ」と。

・・・「君と出会えて、本当に良かった」と。

小さな男の子はお父さんといれるのがよほど嬉しくて、
ただ はしゃいで笑っているだけだったけれど。

聞いちゃいけない・・と思っていたこっちは
もう結構涙ボロボロで・・
「なんかスゴイ瞬間に立ち会えちゃったな」って・・。

「言葉の力」

「愛のちから」

『出会えた奇跡』。

大切に生きなきゃ..ね...

1940年10月9日、
決して望まれた、恵まれた環境では無い中、

後に世界を変えることになる、

“ジョン ウィンストン レノン”誕生。

  ありがとう。       久保田


2007年10月09日 : Text by PRISM-HAIR   |   Comment(4

Comment (4)

はじめて書き込みをさせていただきます。
あることがきっかけで毎日このブログを読むのが日課になっています
m(__)m

毎日の貴店スタッフの様子(まだお店に行ったことはありませんが・・)、チームワークの良さ・ノリの良さ・仕事に対する姿勢等々・・楽しく見ています。

ジョンレノンの詞を通じご自身の想いを一生懸命に伝えるお父さん・・。何だか涙が出てきました。君と出会えて本当に良かったってこと・・意味が分からなくても「言葉の力」&「愛の力」に大きく包まれて育っていくこの子供は、きっと素晴らしい大人に成長していくのですね。
すてきな日記を読ませていただきありがとうございました。

まあさん、コメントありがとうございます!
まだまだ稚拙な僕らのブログですが、
こんな素敵なコメント..
こちらこそ、勇気づけられます!。
いつもみてくれている人がいる..それだけでも
なんだか今までより頑張れそうです。

先日はありがとうございました。
夏に大好きなアーティストのライブに行ったのですが、
突然"イマジン"を歌いました。
スクリーンには、日本語訳が映し出され、ギター一本で熱唱。。。。泣きました(ToT)

kaoriさん、こちらこそ有難うございました!

「世界中の人たちが平和に生きているのを
想像しよう」。誰にでもすぐにできること
なんですけどね...。

「誇り高く賢明であれ」(オノ ヨーコ)。

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