センターコート。
今年のウィンブルドンは女子はビーナス・ウイリアムズ、
男子はロジャー・フェデラーが制した。
息詰まるような接戦の中、スーパーショットが繰り出される。
何気に当たり前のように観てしまいますが
かれらは「頂点」の戦いをしているんですよね。
家族や、仲間、チーム。はたまた国の期待、威信を背負って・・。
そして、もちろん自分自身のために。
とんでもない「プレッシャー」の中、
自分を信じ、見つめ、
ゲームに集中して、全てを出し切る・・。
いうほど簡単では無い事は凡人の自分にもわかります。
それにしても・・
おそろしささえ感じる集中力ですよね。
1ミリ、2ミリ・・コンマ1秒、の判断を何百何千と繰り返して、
テクニックを駆使し続ける精神力。
でも、何故かベストなプレーはそういうときに生まれ、
最高の感動を共感してしまいます。
そして何より、プレーヤーの素晴らしい顔が
全てを語っているように思います。
「プレッシャー」って、出来れば避けて通りたいけど、
その先にあるものの大切さ、大きさ、輝きって・・・
チャレンジした人にしか手に入れる事が出来ない
最も尊いもののひとつかも知れません。
「プレッシャーを楽しむ」
ということばがありますが、
「センターコート」は
いつでも、誰にでも存在している気がします。