しかしながら、
必ずしも「別れ」は悲しむべきもの「だけ」では無いと思う。

『もちろん』、大切な人や、物、唯一無二の選択で
失ったモノ・・。その喪失感はまわりの人がとやかく言える
ものでは無いはずです・・・。

でも敢えて言わせてもらえるならば、
それを、経験した者、残された人、日々、時間、
は、それなりの価値や意味がある気がするんです。

僕らのサロンでいつも繰り返されることばがあります。

「On　your mark!」。

アスリート競技で使われる、「位置について、用意っ！（でしょうか）」。
　僕らの解釈は、

(自分の立っている位置を確認したら）
　「さぁっ！　また、始めようかっ！」
　です。

悲しいことがあったって、大きな失敗があったって、
あるいは、楽しいことがあったって、何か目標を達成したって・・・。

僕らには「これから」の時間があります。
今迄の時間はそのための準備の時間。
無駄、無意味に感じたって、辛くたって、悲しくったって、
疲れたって、時には絶望感さえあったって・・。

「さぁ、これから、どうしよう！!」

昨日までの失敗、後悔、別れ、そして、今の自分自身・・・。
　
いつでも、誰もが、何度だって、スタートラインに立っています。

　『終わりは、はじまり。』

「さぁっ！　また、始めようかっ！!」